デイトレードとは、1回のトレードが数分から数時間の間に行われ、1日の中で取引を完結してしまうトレードスタイルです。
為替相場は24時間動いています。その中でデイトレードでは短時間で取引を終了させますので、ポジションを翌日に持ち越すことで起こる予期せぬ為替の変動を避けることができるという特徴があります。
チャートを見ていない時間帯に大きな値動きがある可能性もありますので、デイトレードで取引することは予期せぬ損失を防ぐ有効な手段となります。
また、デイトレードは昔プロの機関投資家が行う手法として認識されていました。FXがまだ一般的ではなかった頃は取引コストがとても高く、約定率の問題もあって一般投資家が短期取りをする環境が整っていませんでした。
しかし最近ではFX会社の数も劇的に増え、競争により取引コストも質もとても良くなり、デイトレードに適した取引環境になったのではないかと思います。
デイトレードは効率的に稼ぎやすい
デイトレードでは1日に10回程度取引を行いますので、これを1ヶ月で考えると200回ほど取引を行うことになります。
投資は取引回数が多ければ多いほど資金効率は良いので、デイトレードのように取引回数が多くなるトレードスタイルは、期待値の高い取引ができている場合にはかなりの利益を上げることが可能になります。
さらにFXでは勝ち負けを繰り返すことになりますが、取引回数が増えれば増えるだけ確率は収束されていきますので成績も安定していきます。これは資金を運用する上で大きなメリットになります。
損切りができないとデイトレードはできない
デイトレードはリスクを抑えながら1日の中の値動きをコツコツと狙っていくトレードスタイルです。
そんな「ハイリスクで投機的」とく思われがちなFXのイメージとは真逆をいくスタイルですが、やはりデイトレードでも大損を出してしまう人は必ずいます。
それは「損切り」ができない人です。
FXのプロの中には損切りができない人はまずいないと思います。というのも損切りができなければ、デイトレードで積み重ねてきた資金を大きく失ってします可能性があるからです。
それに何より勝つために使ってきた時間と労力が無駄になってしまいます。
デイトレードで勝てる人は必ず損切りを徹底しています。
これがデイトレードの勝ち組と負け組を分ける大きな要因となっています。
それでも「私はメンタルには自信がある!」という人はデイトレードに向いているかもしれません